展覧会
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執筆: カロンズネット編集
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公開日: 2010年 6月 13日 |
見る角度や光の具合によってさまざまな表情をみせる半透明の「色」の物体。ヘルベルト・ハマックは、色のかたまりをキャンバスにのせることで、自身の作品を「絵画」として発表しています。日本国内にて5年ぶりの個展のなる今展では、東京と名古屋の両会場にて新作を発表。色のかたまりによる「絵画」をさらに立体化させ、ますます色の存在感が強まる新作に是非ご期待ください。
HERBERT HAMAK (ヘルベルト・ハマック) 1952年 ドイツ、ウンターフランケン生まれ。ドイツ在住。鋳型に樹脂やワックスなどの結合剤を流し込み、そこに顔料を混ぜ合わせて固め、最後にキャンバスを結合させるという方法による特殊な「絵画」を制作。作品のほとんどは単色から成り、それぞれの色が持つ特質や、色自体の存在感が表出される。
主な展覧会 1992 Portikus ポルティクス(フランクフルト) ・キュレーター : カスパー・ケーニッヒ 1993 フランクフルト現代美術館(フランクフルト) 1996 フランクフルト現代美術館(フランクフルト) 1997 デ・ビヤード現代美術センター(ブレダ、オランダ) 2005 クンストハーレ・マンハイム(マンハイム、ドイツ) 2005 グループ展「こどもとおとなの美術入門 カラフル!」・群馬県立近代美術館(高崎、群馬) 2006 ペギー・グッゲンハイム・コレクション(ヴェネツィア、イタリア) 2007 Arco Museo di Castelvecchio, Verona(ヴェローナ、イタリア) 2010 Museum Haus Lange, Krefeld (クレフェルト、ドイツ)
※全文提供: ケンジタキギャラリー
会期: 2010年6月12日-2010年7月14日
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最終更新 2010年 6月 12日 |