成田朱希:母のない子のように |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2010年 12月 01日 |
これまで自由奔放に描いてきたアーティストが、自分よりも大事な生命(一人娘)を授かり、母としてアーティストとして、その両立が可能かどうか<答え>となる重要な個展と考えているようです。 個展タイトルの作品や、最後に出来上がった大作「私生児倶楽部」などは、15歳で読んだ寺山修司氏の文章から長い年月を経てようやく絵画芸術となりました。成田朱希の生まれた青森県は、寺山修司、太宰治、棟方志功、奈良美智、松山ケンイチ等々、傑出した才能を多く輩出しています。本州最北端に位置する特有の風土が、稀有な才能を生み出しているのかもしれません。 油彩を中心にドローイング、オブジェなど新作・近作20余点を出品します。 成田 朱希 ※全文提供: 不忍画廊 会期: 2010年12月3日(金)-2010年12月22日(水) |
最終更新 2010年 12月 03日 |