ジャレッド・マンコーウィッツ:ローリング・ストーンズ 1965-1967 |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2011年 5月 16日 |
TRAUMARIS|SPACEでは、1965年の「サティスファクション」のヒットによりスターダムに躍り出た後、ビートルズと共に1960年代、英国の音楽とポップカルチャーを牽引したザ・ローリング・ストーンズのオフィシャルフォトグラファーとして、1965年から1967年の間、彼らの ON/OFFを記録した英国人写真家、ジャレッド・マンコーウィッツの写真展を開催いたします。 ロンドン市内のスタジオに籠り、アルバム「Between The Buttons」をレコーディングしていた、ある日の明け方4時。当時まだ20歳そこそこの新鋭写真家であったジャレッドは、ふと思い立ち、彼らと共に近くの公園へ撮影に出かけました。そのとき初めてレンズに直接グリースをほどこして撮影された、ドラッギーに光のにじむ写真からは、朝露に濡れた草の匂いや若き日のストーンズ・メンバーたちの物憂い気怠さが伝わってきます。 本展の出品作が収録された写真集「Out of Their Heads」には、アルバムジャケットに使用された、この有名な写真の別カットをはじめ、亡きブライアン・ジョーンズをふくむ5人のメンバーがくつろいだ表情を見せるプライヴェートショット、みずみずしいステージングやセッションの様子など、貴重な写真が集大成的に編みこまれています。1960年代当時の、反骨と倦怠に満ちた時代の空気と、ミック・ジャガーが傾倒した神秘主義の香りを濃厚に薫きしめた、豪奢なポートレートの数々は、コアなストーンズ・ファンだけでなく、幅広い世代の人を魅了することでしょう。 ※全文提供: TRAUMARIS|SPACE 会期: 2011年6月1日(火)-2011年7月3日(日) |
最終更新 2011年 6月 01日 |