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Published: June 06 2012 |
[作家コメント] 「大切なものもいつかは無くなってしまうんだなぁ」なんて愁いでばかりいた幼少期が、わたしの原点なのかもしれない。
「いつも悲しそうな顔をしている子供だったよ」と母は言う。
あの頃の沈んだ気持ちを紛らわし癒してくれたのは大きな自然やたくさんの歌だったけれど、
数年後、ひょんなことからカメラという“かけがえのないおもちゃ”と出会い、幸せなことにそれを手放すことなく大人になった。
そして、家族や大好きな人達に強く支えられて現在に至る。
2011年の大きな出来事をきっかけにいっそう複雑化してしまった「いまとこれから」、
一体なにを見つめて生きていったらいいのだろうかと思い、できる事はなんなのだろうかと考えた。
その答えにこれからきっと結びついていくものが、今回の写真の中にある。
2012年3月 富谷 昌子
[作家プロフィール] 富谷 昌子 Masako Tomiya
1981年 青森県生まれ 2003年 大阪藝術大学写真学科卒業
2005年 東京綜合写真専門学校研究科卒業
< 展覧会歴 >
2010年 「道草」ツァイト・フォト・サロン / 東京 (個展) 2012年 「PORTRAITS」日本橋髙島屋美術画廊X / 東京 (グループ展)
全文提供:ツァイト・フォト・サロン
会期:2012年5月25日(金)~2012年6月30日(土) 時間:10:30-18:30 (土 17:30) 休日:日・月・祝 会場:ツァイト・フォト・サロン
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Last Updated on May 25 2012 |