展覧会
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執筆: 記事中参照
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公開日: 2011年 4月 29日 |
作家コメント 作品の素材となるのは、言葉です。 心魅かれてやまない物語や詩や句。ときには、音楽であったりもするのですが―。 私は、長い間<書>の世界にいました。やがて、そういう文学作品が持つ、妖しく、危うい、此岸と彼岸を往還するような感情まで、表現したくなりました。 <書>において、余白といわれる不可知。深遠、無限の世界を、我々は言葉によって、掘り起こし、わずかに感触し得ているのではないかと思います。その言葉の妙なる連鎖である文学作品が、私を通って変容する様を、「ことばの肖像」と名付けています。
新井 九紀子 / Kukiko Arai 2002 日仏現代作家展 2003 吉原治良賞コンクール展、さかいでArt グランプリ展 2004 プリンツ21 グランプリ賞展、日本アートアカデミー賞展 2005 サロン・ドトンヌ展 | サリュ展 2007 ~書と非書の際展 1996 ~個展 12 回 出品作品:「楕円の肖像」エドガー・アラン・ポー、「一千一秒物語」 稲垣足穂 、「永訣の朝」 宮澤賢治、「読書する女」 レイモン・ジャン等20点
※全文提供: ギャラリー恵風
会期: 2011年5月24日(火)-2011年5月29日(日) 会場: ギャラリー恵風
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最終更新 2011年 5月 24日 |