展覧会
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執筆: カロンズネット編集
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公開日: 2010年 10月 13日 |
リアリティのある絵。
わたしには繊細で丁寧な技術を駆使して描く事でも、体感に訴えるダイナミックな構造を持つ絵でもないですが、やはり表面をなぞっているという背徳感に似た感触は否めない。けども無意味で間違った事でもないと思う。
画家にとってのそれは事物を知る手段であり、違う角度から表現する手段でもあるからです。
わたしが絵にする普段の何気ない光景の片隅に生育する種々は、それぞれが固有の形で競り合い、それぞれが環境に伴う場を形成しており、それぞれが大変に美しいです。この些細な出来事をわたしなりのやり方で絵にするのです。 -北川雅光
北川雅光 1975年 長野県生まれ 1997年 成安造形大学造形美術科卒業
個展 1998年 「Summer Aperto」/ウーファーギャラリー(京都) 1998年 ギャラリーココ(京都) 2003年 アートスペース虹(京都)’04 ‘05 ‘06 ’08 ‘09も
グループ展 1995年 IBMびわこ現代絵画展 グランプリー/滋賀県立近代美術館ギャラリー 第8回吉原治良賞美術コンクール展 優秀賞/大阪府立現代美術センター、吉原治良賞の5人展/信濃橋画廊5 1996年 今日のドローイング展/信濃橋画廊、神戸アートアニュアル /神戸アートビレッジセンター
※全文提供: アートスペース虹
会期: 2010年11月16日(火)-2010年11月21日(日)
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最終更新 2010年 11月 16日 |