コレクション展2013-秋 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2013年 9月 17日 |
「コレクション展 2013-秋」を開催いたします。 当館は、1963(昭和38)年に開館した和歌山県立美術館を前身として、1970(昭和45)年11月、県民文化会館内に開館しました。明治時代以降の和歌山ゆかりの作家を紹介することを中心に活動を続け、1994(平成6)年には黒川紀章の設計による現在の建物でリニューアルオープンしました。それに伴い、作品収集の範囲を国内外に広げ、現在では総数1万点を超える作品を所蔵しています。 コレクション展においては、幅広い美術の表現に接していただけるよう、季節ごとに展示を替え、さまざまな観点から作品紹介を続けています。今回は、「和歌山ゆかりの作家と近現代の美術」、「アメリカの戦後美術」、「田中恭吉とその周辺の絵画」という3つのコーナーを設けました。 「和歌山ゆかりの作家と近現代の美術」では、明治時代以降、日本人がヨーロッパの美術に接し、それに近づいたり、離れたりを繰り返しながら展開してきた、日本の近現代美術の流れを、和歌山ゆかりの作家を交えながら紹介いたします。 「アメリカの戦後美術」は、同時期(10月20日まで)に開催される「生誕120年記念 石垣栄太郎」展に関連した展示です。石垣は、戦前にアメリカで活躍しましたが、その後、世界の美術に大きな影響を与えた、アメリカの戦後美術をご紹介します。 「田中恭吉とその周辺の絵画」は、同時開催の「没後100年 香山小鳥:ゆめの日のかげ」展に関連した展示です。明治末から大正初期にかけて、香山を含め密接な交流を持ちながら、作品の制作にいそしんだ田中とその仲間たちの絵画作品を紹介いたします。 出品点数はおよそ120点の予定です。どうぞご高覧ください。 【同時期に開催の展覧会】 全文提供:和歌山県立近代美術館 会期:2013年9月14日(土)~2013年12月1日(日) |
最終更新 2013年 9月 14日 |