展覧会
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執筆: カロンズネット編集3
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公開日: 2013年 5月 10日 |
2013年5月13日(月)-5月18日(土)までの期間、遠山香苗展を開催いたします。 1990年代に南欧でのシュポール・シュルファスを学んだ経験を経て、白いキャンバスに鮮やかな色彩を用いた絵画作品を発表する遠山香苗。 刷毛で描かれる短いストロークは、様々に重なり透明で明るい光りを携え、見るものに独特の浮遊感を与えます。 今回は新作の大作と、小品を展示予定です。
[作家コメント] 絵具をたっぷり含ませて、ひと刷け、ひと刷け、キャンバスの上にストロークを描いていく。絵具の溜まりや色彩のストロークが重なり、キャンバスの中に、光が宿っていることに気がつく。
初夏の香りを漂わせ、目を細めたくなるような眩しい光。雲間を割って、雨上がりの路面を照らす光。夜空に浮かぶ透明な月明かりも、心の底にしみ入るだろう。 植物が深い緑を湛え、たゆたう5月の風も光に踊らされる。
未知の光を奏で、人々を希望の彼方へと導く。
[作家プロフィール] 遠山香苗 TOYAMA Kanae
1958年北海道生まれ。 1981年女子美術大学芸術学部洋画専攻卒業。 1983多摩美術大学大学院美術研究科修了 1994‐95 文化庁芸術家在外研修にて在仏。ニース国立現代美術研究学校Villa Arsonに在籍。ノエルドラ氏に学ぶ 1998‐99 ポーラ美術振興財団国際交流プログラムにて在仏 第24回損保ジャパン美術財団奨励展 秀作賞受賞(損保ジャパン東郷青児美術館/東京)
1982年より個展多数。
主なグループ展 1983年「第3回平行芸術展」(小原流会館/東京) 1990年「第5回プサンビエンナーレ」(プサン文化会館/釜山、韓国) 2000年「女子美術大学100周年記念展-in other eyes-」(女子美術大学美術資料館/神奈川) 2003年「光をとらえた女性たち」(ポーラミュージアムアネックス/東京) 2005年「第24回損保ジャパン美術財団奨励展」(損保ジャパン東郷青児美術館/東京) 2006年「トランスファーム」(JING ART GALLERY/上海、中国) 2010年「DOMANI・明日展」(国立新美術館/東京)
全文提供:コバヤシ画廊
会期:2013年5月13日(月)~2013年5月18日(土) 時間:11:30 - 19:00(最終日17:00まで) 会場:コバヤシ画廊
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最終更新 2013年 5月 13日 |