展覧会
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執筆: カロンズネット編集3
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公開日: 2013年 4月 22日 |
[作家コメント] この大きな世界では個人レベルでの小さな世界が毎日毎日生まれてきて、また毎日毎日死んでいく。
私の頭の中でも生まれてくる小さな世界は、時を経たり理屈を捏ねくり回した後、思考の終了や諦めといった形で終わってしまう。ふっと消えたと思ったその時、作品のビジョンが生まれてくる。
つまり私の中のある世界が死んだ結果、そこから再生したものが私の絵だ。
今回はその「生まれる為に死んだ小さな世界」を弔うように絵を飾る。初夏の柑橘に似た空気の中に一抹の腐臭を混ぜこむように。せっせと弔いの花を詰めた棺桶が行く、奇妙に四角い葬列になって。
[作家プロフィール] 1991年生 2010年 武蔵野美術大学入学 2012年 「Do androids dream?Ⅸ -アンドロイドは夢を見るか-」(pepper's gallery 東京) 「GEISAI#16」 参加 「Neoteny」 (ギャラリーre:tail 東京) 2013年 「ATCアート大賞展」 参加
全文提供:アートコンプレックス・センター
会期:2013年5月21日(火)~2013年5月26日(日) 時間:11:00-20:00(最終日18:00まで) 休日:月 会場:アートコンプレックス・センター
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最終更新 2013年 5月 21日 |