展覧会
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執筆: 記事中参照
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公開日: 2013年 4月 16日 |
KUNST ARZT では、森脇敦子の個展を開催します。 これまで森脇敦子は、一貫して自身の髪の毛を布や紙にステッチする行為を通して表現してきました。 「祖母や母の思い出のつまっている風呂敷に自分の髪の毛を刻みたい」という衝動から始まったこの行為は、時間の経過したもの、記憶の染み付いているもの、懐かしさを感じるものを支持体にして、自分と向き合う為の行為として継続してきました。 淡々とミニマルに、時には文様と戯れるかのように刻まれるステッチには、独特のリズムを感じさせるところがあり、髪の毛がステッチされた布や紙は不思議な存在感を纏います。「気持ち悪い」と一刀両断することは簡単ですが、ステッチする対象とアーティストとの対話に耳を傾けることによって聴こえてくる・見えてくる世界を楽しんでください。 (Kunst Arzt 岡本)
[作家コメント] 私は自分自身や、周りとそれをとりまく記憶をたどっていくような作品を表現していきたいです。その中で髪の毛をステッチするという事は自分と向き合う行為でもあります。
[作家プロフィール] 1980年生まれ 2008年 川島テキスタイルスクール本科 2年半、染織など学ぶ 2010年 伊丹国際クラフト展 酒器酒盃台 入選 2011年 日韓繊維芸術交流展 ギャラリーミリネ 大阪 2012年 個展 GALLERYはねうさぎ 京都 2013年 京都美術ビエンナーレ 選抜部門
全文提供:KUNST ARZT
会期:2013年6月4日(火)~2013年6月9日(日) 時間:12:00 - 19:00 休日:月 会場:KUNST ARZT
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最終更新 2013年 6月 04日 |