展覧会
|
執筆: カロンズネット編集3
|
公開日: 2013年 2月 21日 |
この度、深川番所では渡辺彰吾の当ギャラリーでの初個展を開催いたします。1979年茨城県生まれの渡辺彰吾は、2002年に神奈川大学工学部建築学科を卒業、2006年から作家として活動を開始しました。これまでグループ展や公募展にて作品を発表しています。
渡辺彰吾は幼児体形を強調した子供のような造形をモチーフとして、油絵具やアクリル絵具、ペンキ、色鉛筆、インク、テープ、ビーズなど異なる素材の混成による平面作品を主に、ぬいぐるみや粘土による立体作品からプロダクトなどの複製メディアまで表現の媒体としています。いずれの作品も一貫して繰り返されるモチーフの執拗な反復と衝動的な変容に特徴があります。それは感情や印象、日々の記憶の断片を担うキャラクターの様々なバリエーションを生成し、激しい筆跡によってノイズに満ちた画面の上に彼らのポートレートを描き出しています。
本展では新作のペインティングとドローイングと旧作品を併せて紹介いたします。この機会にぜひご高覧ください。
[作家プロフィール] 渡辺彰吾 1979 茨城県生まれ 2002 神奈川大学工学部建築学科卒業
グループ展・公募展 2012 「第1回リキテックス・アートプライズ」ラフォーレ六本木、東京 2012 「GEISAI#17」 東京 2011 「トーキョーワンダーウォール2011」東京都現代美術館、東京 2010 「GEISAI#14」 東京 2009 「第12回リキテックス・ビエンナーレ入選作品展」スパイラル、東京 2009 「第1回ターナーゴールデンコンペティション入選作品展」O美術館、東京 2008 「国民文化祭2008」(洋画部門市教育長賞)茨城県立近代美術館、茨城
全文提供:Fukagawa Bansho Gallery
会期:2013年2月26日(火)~2013年3月24日(月) 時間:12:00 - 19:00 休日:月 会場:Fukagawa Bansho Gallery
|
最終更新 2013年 2月 26日 |