展覧会
|
執筆: カロンズネット編集3
|
公開日: 2012年 11月 13日 |
栗木義夫は、ここ数年ドローイング、絵画などの平面の作品と陶、鉄を組み合わせた立体作品を同じ空間に展示する展覧会を重ねている。 作品の不思議な形や素材のあじわいを最大限に生かした素朴な表情は、手仕事の温かみをゆったりと伝えてくれる。日常生活で見逃しがちな、ふとした形や表情の美しさ、物の魅力に栗木は繊細に反応し意識し続けているのであろう。 今展は、ドイツ、ハーメルンでの個展直後の栗木義夫展です。壁面に絵画作品をぎっしりうめた作品、立体作品を壁につけて展示するなど新作がお楽しみ頂けます。是非この機会にご高覧ください。
[作家コメント] 記憶の中に潜在する形日常風景の中で観ていた様々な興味深い形、変化して行く状態、それらは、不確かなものとして記憶にただよっている。 その不確かなものをきわめて人間的行為である描く事を繰り返すことで意識化する。 そして、もっと興味深いのは、能動的な運動と素材の力が共存する状態を形にする。 この行為が記憶の中に存在する不確かな形を自由に直接的に表現できると考えている。 2012.10 栗木 義夫
[作家プロフィール] 栗木 義夫 Yoshio KURIKI 1950 愛知県瀬戸市生まれ ■ 主な個展 1988 CONDE HOUSE(名古屋) 1989 ギャラリーNAF(名古屋) 1991 ギャラリー山口(東京) 1992’94 ウエストベスギャラリー(名古屋) 1993’95 ギャラリー山口(東京) 2005 風のモナド(名古屋) 2006 瀬戸市美術館(愛知県) 2007 GALLERY M (愛知県) 2010 田口美術 (岐阜)、GALLERY M (愛知県) 2011 ART NAGOYA(名古屋) 2012 東京アートフェア(東京)、ART NAGOYA(名古屋) ドイツ ハーメルンKUNSTLERGRUPPE arche ( Germany ) ■ 主なグループ展 大垣市野外彫刻展、岐阜県立美術館、三重県立美術館、名古屋市美術館、 ギャラリーせいほう(東京)、さいとう画廊(名古屋)、 International Workshop 2006(Denmark)、Ars Terra Workshop 2010(Germany) ■ パブリックコレクション、岐阜県大垣市
● オープニングパーティ 11/18(日) 17: 00 ~
全文提供:ギャラリーM
会期:2012年11月18日(日)~2012年12月16日(日) 時間:11: 00 ~19:00 休日:月・火 会場:ギャラリーM
|
最終更新 2012年 11月 18日 |