展覧会
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執筆: 記事中参照
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公開日: 2012年 11月 08日 |
こみ上げてくる感情、発する言葉、そして 伝わらない言葉、表現されない感情まで。
中村穣二の描く作品はいつも同じ周波数で発せられる メッセージがある。
彼の作品を前にすると自分との間に 感じる空気感がいつも同じなことに気がつく。
描くという行為が結果、作品となった。 白と黒、情報をミニマムにすることによって 作品は観る人の感性にゆだねる。 絵を描き、それを人が観る。 そんな行為、コミュニケーションがテーマ。
今回のWHITE SHOWでは、 彼らしい繊細さを残しつつ、 今までより自由な筆跡で感情を表現させた。
僕の心の隙間にふっと入り込む。
中村穣二の絵を前にすると、 感情を作品にゆだねている自分がいる。
text:竹村卓 (ライター・編集者)
全文提供:SLANT
会期:2012年11月10日(土)~2012年11月18日(日) 時間:11:00-19:00 休日:月 会場:SLANT
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最終更新 2012年 11月 10日 |