国際展 窓の表面 スロー & テンス アトモスフィア 2011 都市と辺境 (京都会場) |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2012年 1月 21日 |
「窓の表面」と題したこの展覧会は、ガラスに反射した表面を示しています。 その表面の意味は、自身の精神性を指し、窓から眺めた外の世界は、社会を指しています。アーティストたちの作品からその精神性と社会の関係を掲示し、様々な同時代性に共鳴する表現が集います。この写真をテーマとした展覧会は、写真芸術との接点を見いだすことのできる他現代美術のアーティストも含み、10年の間に定期継続(隔年開催)するタイムプロジェクトとして活動しています。京都という場の精神性に通じた意識の中、スロー&テンスアトモスフィア(ゆっくり、そしてその緊張感)をテーマに、京都から世界へ発信する同時代のアーティストたちにおけるムーブメントとなることを目指しています。第二回は「都市と辺境」をテーマに、日本、ベルギー、フランスの写真芸術とフォトリアリズムの手法を用いた都市風景画と合わせて紹介いたします。 国際展「窓の表面」は、隔年で開催される現代写真や関連するアートをテーマにした展覧会です。第2回は「都市と辺境」をテーマに、写真家ヴァンサン・フルニエ(フランス)の世界における宇宙開発の側面を捉えた「スペースプロジェクト」、ドキュメタリー写真家ニック・ハネス(ベルギー)の東欧諸国の情勢を伝える「レッド・ジャーニー」、写真家アマノ雅景のニューヨークグランドセントラル駅で捉えた9.11のミッシングボードをモチーフに、定点観測による撮影術と空間表現を用いた「争いを見る見解」、画家平久弥のフォトリアリズムの手法を用いた都市風景画のシリーズを発表、写真家有元伸也の「西蔵より肖像」で第三十五回太陽賞を受賞後、その続編となる「WHY NOW TIBET」、以上国内外(ベルギー、フランスを含む)アーティスト5名、京都展約15点、大阪展約25点の作品を通じて、写真や芸術表現の新たな可能性をご紹介します。京都会場は、雅景錐プレ企画として開催、大阪会場は、全国へ芸術文化の普及に務める公益財団法人フランダースセンターにて行われます。 出展作家 窓の表面2009-2019オフィシャルサイト 全文提供:雅景錘 会期:2011年12月15日(木)~2012年1月29日(日) |
最終更新 2011年 12月 15日 |