森末由美子:滝の流れにだけすむ魚 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 9月 22日 |
森末由美子は1982年に京都に生まれる。京都市立芸術大学および同大学院で版画を学ぶ。 森末はありふれた日用品を使い、卓抜した手業によって完成された質感をもつ美しいオブジェを作り出す。風化した石のように丸くなった本や、ひとのように毛が伸びている歯ブラシなど。 森末は既成品にたんねんに手を入れて制作しているが、みるものには愛すべき日用品がいつのまにか自我を得て変容していくかのような自然でユーモラスな印象をもたらすところが魅力的。 今展は茶筅に刺繍を施したり、つけまつげに糸を編み込んだりした繊細な作品を中心に展開する。 全文提供: ギャラリーほそかわ 会期: 2011年10月11日(火)〜2011年11月9日(水) |
最終更新 2011年 10月 11日 |