山田喜代春:手描き詩画集「絵日記 万歩のおつかい」発刊記念 |
展覧会
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執筆: 記事中参照
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公開日: 2011年 5月 23日 |
京都在住の木版画家にして詩人、 山田喜代春さんの待望の新刊発行を記念して、その原画を新作の木版画とともに約50点を展示します。
20年前に発刊され、 絶版 となった大好評の手描き詩画集「ぼくはコペルニクスだ。」より20年、 多くの方々に待たれた全124編の珠玉の詩画集が出版されました。木版画に制作されることの稀な、作家の建前ではない独白の詩とほろ苦い想いをユーモアでくるんだ絵画が心に響きます。
序文で木津川 計さんが書かれています。(元立命館大学教授・「上方芸能」誌発行人)
「喜代春さんは一流です。鼻にかける二流も多くいるのに喜代春さんはいつも恐れ入って生きておいでです。終世肩で風を切って歩かない、言うならば,アカン人生を披露されているからファンが多いのです。」
七転び八起きしてからまた転ぶ、失敗ばかりのアカン人を作家自身をふくめて鼓舞する作品をご高覧 願います。
山田喜代春 (やまだ きよはる)略歴 1948年 京都に生まれる 1971年 ヨーロッパ放浪 1980年 自作の詩を用いた木版詩画作品の頒布会「板切れ月報 」 を始める ( 現在も継続中 ) 1983年 木版画によるオリジナル詩画集「人物抄」出版/湯川書房 1984年 「ハガキ版画館」出版/書舎コイケ 1989年 季刊「銀花」八十号に五千枚の直筆詩画を制作 1990年 詩画日記「ぼくはコペルニクスだ。」出版/亀山社中 1991年 季刊「銀花」八十八号記念号に「八八あったらいいな」(全八点)を制作(木版画・一冊に一点添付) 木版画詩画集「けんけん」出版/アスカ 1993年 サクラアートミュージアムで個展(サクラクレパス協賛) 1994年 季刊「銀花」一〇〇号記念号に木版画五千枚制作 木版画によるオリジナル限定本「山田喜代春・蔵書票集」出版/私家版 1995年 KBS京都放送の番組審議会委員を委嘱される(期間三年) 1996年 立命館大学文学部に社会人学生として入学 京都新聞にエッセイ「ぼくは大学いちねんせい」を連載(週一回・1996年5月~1997年3月) 1997年 木版画詩画集「すきすきずきずき」出版/東方出版 エッセイ集「ぼくは大学一年生」出版/東方出版 絵手紙交流本「人並みでたまるか」出版/清流出版 2000年 バルカウス市立美術館(フィンランド)で個展 京阪ギャラリー・オブ・アーツ・アンド・サイエンス (京阪百貨店守口店)180点の個展 2001年 アロンディガ・グラナディダス州立美術館(メキシコ)での「日本現代版画展」に出品 2002年 「銀花にかかわる5人の木版画集」出版/がらんどう出版 2006年 ギャラリーかもがわで通算百回目の記念個展 ワイアートギャラリーで「板切れ月報の四半世紀」記念個展 2008年 「自己肯定感って、なんやろう?」 山田喜代春・版画 高垣忠一郎・文 出版/かもがわ出版 2011年 南カレリア市立美術館(フィンランド)で個展
※全文提供: ワイアートギャラリー
会期: 2011年5月31日(火)-2011年6月12日(日) 会場: ワイアートギャラリー
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最終更新 2011年 5月 31日 |