具象(かたち)を超えて なにを伝えるか:7人のリアリズム展 |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2011年 5月 20日 |
リアリズム絵画‥写実絵画とも言いますが、画家が見たままに、その存在を緻密に造り上げていく作品のことです。このたび、関西に在住する写実絵画のベテランと精鋭の作品を一堂に展示します。 ベテランの小澤一正(1948年生まれ)、柾木 高(1950年生まれ)の描写は,描く植物の存在を現実以上に多くのことを語らしています。中堅の三田 肇(1961年生まれ)、木下敏彦(1961年)の作品は密度の高い描写で緊張感に満ちています。40歳代の坂元忠夫、高畑幸伸,池田誠史はいらないものを全てそぎ落とす表現に集中し、美の本質に迫ろうとしています。 いずれも、人間の眼の限界に迫ろうとする描写は1年のうち数点しか出来上がらない宿命をもっていますが、各自30号から50号の大作と小品を含む各5点余が出展されます。具象(かたち)を越えて、存在するものの心を伝えます。 出展作家 ※全文提供: ワイアートギャラリー 会期: 2011年5月18日 (水)-2011年6月5日(日) |
最終更新 2011年 5月 18日 |