永田惇哉:スタビライザー |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2011年 4月 27日 |
永田惇哉は、1987年に鳥取県で生まれました。2011年に東京造形大学造形学部絵画専攻領域を卒業。2010年に「酸化したリアリティー/群馬青年ビエンナーレの作家たち」(群馬県立近代美術館)に出品。当画廊での2回目の個展となる本展では、新作の絵画作品約10点を展示予定です。 「絵を描くことは虚像を定着させる一種の行為だと思いますが、その虚像の劣化が一つのテーマです。虚像は常に劣化と関わっています。虚像に変換される際の劣化、記憶の状態での劣化、定着される際の劣化、定着された物の劣化などです」。永田のコメントからは、作家自身の制作の問題意識に留まらず、イメージにまつわること、知覚すること自体についての、アグレッシブな探求が伝わってきます。 本展は、弊廊移転後初めての展覧会です。新スペースのこけら落としにふさわしい、新鮮なエネルギーに満ちた空間をご期待下さい。 作家コメント ※全文提供: Gallery Jin Projects 会期: 2011年5月7日(土)-2011年6月5日(日) |
最終更新 2011年 5月 07日 |