没後20年 小山田二郎作品とその関係資料展-1950's~1980's |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 4月 27日 |
宿命的な病を顔に負い、実在的苦悩を抱え生きた小山田二郎は、その容姿から絵と読書に熱中する早熟な少年であった。 帝国美術大学(現武蔵野美術大学)在学中にフランス文学を通して出会ったシュルレアリスムに傾倒し、詩人で美術評論家の瀧口修造氏に見出されると、一貫して社会の不条理や生と死を表現し続けた。1971年に突如失踪し、その後彼は社会との関わりを作品の発表のみに限った。小山田が亡くなって今年で20年が経つ。 今展は、孤高の画家が辿った足跡を、彼が残した作品の数々と当時の文献、評論が掲載された貴重な雑誌等と共に読み解く回顧展である。 全文提供: FUMA Contemporary Tokyo/BUNKYO ART 会期: 2011年5月13日(金)-2011年5月28日(土) |
最終更新 2011年 5月 13日 |