展覧会
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執筆: カロンズネット編集
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公開日: 2010年 11月 17日 |
画廊の壁面を埋め尽くす様に描かれる異国的な植物群。インドネシアに生まれ、幼少期をジャカルタで過ごした経験が作品に独特な色彩感覚とスケールを与えています。
今展覧会も、日本画材を使った大作が、画廊の壁面を覆い尽くします。
作家コメント 人間は、天と地の間に存在している。そして自身が持つ思想という世界の中でそれらを結びつける能力があることを知っている。 鑑賞者を取り囲む私の作品では、人間が視覚的なものから得る世界と本来備わっているであろう宇宙観が画面と向かい合う時間の中で共鳴し、ひとつになっていくのである。 根源となった原風景、インドネシアの鮮明な色彩にデフォルメされたモチーフはどこまでも続くのであろう緋色の地の上で蠢いている。
濱田樹里/HAMADA Juri 1973年インドネシア生まれ。1997年愛知県立芸術大学大学院美術研究科修了 1999年同大学院研修科終了。2009年名古屋市芸術奨励賞新人賞受賞。
個展 2002年すどう美術館(東京)。2006年ギャラリー宮坂(東京)/ギャラリーIDF,愛知[08] 2003-9年コバヤシ画廊(東京)。2009年愛知県立美術館。
主なグループ展 2000年「岩絵の具の可能性を求めて」古川美術館,愛知[04]、「2nd contemporary young painters exhibition from JAPAN」バングラディシュ[03] 2008年「菅楯彦大賞展」。2009年「日本画の今」古川美術館(愛知)
※全文提供: コバヤシ画廊
会期: 2010年11月22日(月)-2010年11月27日(土)
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最終更新 2010年 11月 22日 |