街色 雪色 旅の色:大亦みゆき 陶の絵展 |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2010年 11月 15日 |
大亦(おおまた)みゆきさんは、2000年、陶芸で立体作品「大阪の古民家」を制作、作家の心に残った懐かしい情景を大型のやきものにして注目を集めました。2002年に大阪の中心地に工房を設け、自身の作品創りと共に、数名の陶芸家と共に新しい釉薬の発見と研究に取り組んでおり、これが独創的な陶の色彩に生かされています。 大亦さんは、毎年旅にでかけ、海外で出会った人々や風景を陶板や花器、小箱などに描いています。釉薬や色土の研究に専念して生まれた深い豊かな色彩の陶器は、独自の世界を展開しています。焼成によって発色の違う微妙な色合いを巧みに使いこなし、どこか懐かしい街の風景が魅力的です。 行き交う人々の会話が聞こえてきそうな北欧の街や港、雪の降り積もったクリスマスの公園、旅人で賑わう駅、澄み渡る空気の森や湖など、旅のスケッチをもとに、陶板、花器、小箱等にやさしく豊かな色使いで表現した作品を40点余展示いたします。こころ暖まる絵陶器をご高覧ください。 作家略歴 他個展、グループ展開催多数 ※全文提供: ワイアートギャラリー 会期: 2010年11月30日(火)-2010年12月13日(月) |
最終更新 2010年 11月 30日 |