展覧会
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執筆: カロンズネット編集
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公開日: 2010年 10月 14日 |
作家コメント きっと、人はいろいろな方法で旅をしていくのだと思います。私はある風景を見たいと思っています。自分にとって、その唯一の交通手段は、描くことと見ること。ずっと、作者不在の絵を創りたいと考えています。誰かの風景、そしてその先に自分だけの風景を見る為に。停車するたびに過ぎていく、誰かの降りる駅を見過ごしながらやっぱり今日もここではなくいったい自分はどこへ行くのか。いっそ見つからなければ帰らなくてすむのに、なんて思いながらそうしていまだつかめぬまま、画面と、粒子との間での往復を繰り返しています。
増田沙織 MASUDA Saori 1986 埼玉県生まれ 2008 武蔵野美術学園 日本画科卒業
主な個展 2007 三鷹/cafe de orange 2009 銀座/月光荘画室1「そらもよう」、浅草/孔雀堂画廊「early summer rain-五月雨-」、吉祥寺/無花果ichijiku「-winter solstice- よるがいちばんながい夜」 2010 銀座/ギャラリーなつかb.p「-The first day of spring- 星に光がもどるころ」
※全文提供: ギャラリーなつか
会期: 2010年10月4日(月)-2010年10月16日(土)
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最終更新 2010年 10月 04日 |