豊田泰弘:いま・油彩でなければ |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2010年 9月 21日 |
制作のキーワードはひかり、記憶、日常です このたび、将来を嘱望された1986年生まれの油彩作家の第2回目の個展を開催します。シーソーや紙ヒコーキ、サッカーボール、キャンドルや傘など、日常にいつも存在するものをサンドマチエールを下地に使い油彩絵具で描いている。 その表現は、描くものに極力、主観を入れない。日常にあるものの中に非日常性を、観るものに感じとってもらう、また微かな記憶の扉を開けてもらうことを願っている。 豊田泰弘さんは、愛媛県生まれ。美術専科のある高校を選び、3年間しっかりと美術の基礎を学んだ。高校時代に応募した第2回全国高校生現代アートビエンナーレ展の洋画部門では300人を超える作品達より準グランプリに選ばれている。倉敷芸術科学大学では油彩画と銅版画に集中して制作をしてきた。卓越した油彩の表現技術はサンドマチエールの微細な粒子に光が乱反射し、美しい階調をみせ、懐かしい気持ちを呼び起こします。 略歴 ※全文提供: ワイアートギャラリー 会期: 2010年10月5日(火)-2010年10月11日(月・祝) |
最終更新 2010年 10月 05日 |