古屋郁:ゆらゆら まにまに きらきら |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2021年 3月 13日 |
古屋郁(1991年生まれ)は2016年に武蔵野美術大学大学院版画コースを修了後、リトアニアのヴィリニュス芸術アカデミーに在籍しグラフィックを学んでいます。リトアニアを基点にディック・ブルーナに代表される幼児向け絵本や、北欧デザインと総称されるブックデザイン、テキスタイル、インテリア、建築を実地に見て回り、シンプルで素朴な意匠のある生活を体験したことは作品の方向性に影響を与えています。一方で山口県で神社を営む家系に育ち、日本古来のアニミズムを理解することで、西欧とは異なる宗教観と、ものの姿に対する平等な捉え方の指針となっています。オブジェクトとサブジェクト、美術とデザイン、アートと非アートの境界を取り払うように、混沌のなかに共存する万物にむけた作家のまなざしをお楽しみください。本展では動物のフォルムをユーモラスにとらえた大小さまざまな銅版画、切り絵、陶芸作品を展示いたします。マスク着用のうえお気軽にご来場ください。 www.eitoeiko.com全文提供:eitoeiko 会期:2021年3月13日(土) 〜 2021年4月3日(土) |
最終更新 2021年 3月 13日 |