展覧会
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執筆: 記事中参照
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公開日: 2018年 8月 29日 |
eitoeiko では9月1日より9月22日まで、安田早苗による個展「種をまく人」を開催いたします。弊廊では初の個展となる本展では、外来種の移動をテーマに据えた作品を発表いたします。 安田早苗は美術家としてのキャリアを絵画制作からスタートしましたが、90年代後半からはインスタレーションや当時隆盛しはじめたリレーショナル・アートの領域の作品を発表していきます。そして美術がその持ち場である絵画や彫刻といった既存のメディアから外れていくとき、作家と鑑賞者とのあいだに生じる摩擦こそがアートの本質と捉え、作品の主体を物質の移動や伝播、あるいは他者との共有や協働においたプロジェクトを長期的に手がけるようになりました。 本展の母体となる「種をまくプロジェクト」は2001年より開始されました。プロジェクトは風船につけたハーブの種を大空に拡散するところから始まります。遠方に落下した風船は、偶然に発見した者が種を育て、作家にその発芽の便りをしらせることで計画が完了します。そこには賛同の声とともに、外来種としての危険性を訴える声もありました。計画は数多の声を聞きながら改変を繰り返し2005年に終了しましたが、近年、ヒアリなど外来生物の問題が活発になったことを契機に、本展はこのプロジェクトを再考するとともに、外来種とは何かを植物を中心に問い直します。本展は国立環境研究所の五箇公一農学博士の講演から始まります。皆様のご来廊をお待ちしております。 安田早苗 1968 滋賀県生まれ 1990 滋賀大学教育学部美術科卒業(鴫剛研究室) 1992~93 Circulo de Bellas Artes de Madrid に学ぶ 2001~05 種をまくプロジェクト 京都、滋賀を中心に開催 2007〜15 芽が出るプロジェクト 東京・町田市を中心に開催 オープニングパーティー2018 年9 月1 日(土)20 時〜21 時 会期中のイベント その1 9 月1 日(土)18 時〜20 時 「外来生物のなにが悪い?!」五箇公一氏講演と種をまくプロジェクト上映会 入場料無料・要予約 会期中のイベント その2 Duenn ライブパフォーマンス 9 月15 日(土)16 時開場・16 時30分開演 入場料1,000円 ※ 詳細はウェブサイト、E メール、フェイスブック等で告知いたします。
http://eitoeiko.com
全文提供:eitoeiko
会期:2018年9月1日(土) 〜 2018年9月22日(土) 時間:12:00-19:00 休日:日月祝休廊 会場:eitoeiko
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最終更新 2018年 9月 01日 |