レアンドロ・エルリッヒ - Cosmic & Domestic |
展覧会
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執筆: 記事中参照
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公開日: 2018年 2月 12日 |
この度アートフロントギャラリーでは、2014年秋に続き、2回目となるレアンドロ・エルリッヒの個展を開催致します。 レアンドロ・エルリッヒは、建築を学んだ後にアートの世界へと活動領域を広げ、現在もっとも注目されるアーティストのひとりです。知覚や認知といった問題を扱いながらも科学的実験の厳密さではなく、ユーモアとウィットに富んだねじれた空間、だまし絵のような手法によるエルリッヒの作品は、作品を体験する人同士の関係を解きほぐし、人々が共有できる場を生み出します。金沢21世紀美術館の常設作品、スイミングプールに始まり、越後妻有里山現代美術館の「トンネル」、世界各地で実現している参加型の「ル・バチモン」など日本国内でよく知られた作品を見るだけでもその多様なアイディアに驚かされます。スペイン、フランス、台湾と世界中を忙しく飛び回るレアンドロですが、2016-2017年は主に日本を活動の場とし次々と新作を発表しています。2017年春に完成した、越後妻有の新作「Lost Winter」を初め、スパイラルでは、YKKAP窓学展に出展した新作「Window and ladder- leaning into history」を発表。加えて2017年 冬開催の森美術館での個展「レアンドロ・エルリッヒ 見ることのリアル展」でも更なる新作を発表しました。また、2018年 越後妻有の大地の芸術祭にも新作を引っさげて帰ってきます。 今回のアートフロントでの展覧会は、まさにレアンドロ一色となる2017年後半から2018年の日本のアートシーンの中で開催されますが、大規模インスタレーションとは違うより身近なレアンドロをお楽しみいただきます。アートフロントでの新たな作品をぜひご高覧ください。
http://artfrontgallery.com/
全文提供:アートフロントギャラリー
会期:2018年1月19日(金) 〜 2018年2月25日(日) 時間:11:00-19:00 休日:月曜日 会場:アートフロントギャラリー
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最終更新 2018年 1月 19日 |