膜をほどこす |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集3 |
公開日: 2014年 4月 07日 |
絵の具の層の重なりやイメージの重なりなど、絵画の魅力を生み出すレイヤー(層)に着目し、3人の若手画家、奈良田晃治、河合真里、福田遼子の油彩画を紹介します。主に旅先の風景をモチーフに、地と図の関係が入り組んだコンポジションとしての風景画を制作する奈良田。光の屈折率が異なる層をいくつも重ねることによって微妙な色合いを生み出す河合。「母親の胎内で感じていた安心できる空間」を思い描きながら、部分的に絵の具の層を重ねてかたまりを強調する福田。3人は意味を伝えるのではなく、それ自体の魅力によって視線を釘づけにする絵画を目指しています。 [作家プロフィール] 全文提供:橘画廊 会期:2014年4月8日(火)~2014年4月26日(土) 時間:12:00ー19:00 (4月26日は午後5時まで) 休日:日・月 会場:橘画廊 |
最終更新 2014年 4月 08日 |