森井開次 展「絵の骨」 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2015年 9月 17日 |
タイトルの「絵の骨」は、森井が生み出した「フレーム」という概念を表す。この概念は、キャンバス上に額縁を描くというアイデアを端緒としている。「フレーム」は画面の領域を物理的に規定し、絵を描く段階での画家のふるまいを方向づけ、描き始めるきっかけとして機能する。すなわち、構造でありながら行動と帰結、そのプロセスを跨ぐ。森井は、絵の内容(何を描くか)ではなく、絵の成り立ち(要素や構造)を起因として制作を行う。「フレーム」の形や描法を変えることが画面にどのような影響を与えるか。本展では、森井がひとつひとつ確かめながら描いたシリーズを展示する。 https://sites.google.com/site/aichisatellitegallery/全文提供:愛知県立芸術大学サテライトギャラリー 会期:2015年9月17日(木) 〜 2015年10月2日(金) |
最終更新 2015年 9月 17日 |