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Published: February 15 2013 |
巧術3.50 KO-JUTSU 3.50
今年で4回目を迎える連続企画展「巧術」。毎年スパイラルで開催される同展覧会は、日本美術のもつ特徴である高い技術力をもつ作家を中心に 紹介し、現在~そしてこれから日本の美術の目指すひとつの方向性を探ってきた。 さらに、2回目は「手練」、3回目は「蠱惑」と毎回テーマに沿って少しずつ変容し、徐々に「巧術」とは何かを明らかにしてきたのである。 2013年のタイトルは「韜晦~巧術其之肆/TOH-KAI KO- JUTSU CHAPTER IV」。3-4月に馬喰町ラディウムで開催される「巧術3.50 KO-JUTSU 3.50」はその前哨戦にあたる展覧会である。 其之肆に展示を予定している作家の一部を紹介し、また昨年までの巧術を振り返る。
「韜晦~巧術其之肆/TOH-KAI KO- JUTSU CHAPTER IV」について(抜粋) 4回目のテーマである「韜晦」(とうかい)とは、自分の本心や才能・地位などをつつみ隠すことの意。 巧術で紹介する作家は、ともするとテクニカルな側面が強調されてしまいがちであるが、彼らの立ち位置は、明らかに「現代美術」のそれである。 が故に、基本にはそれぞれが明確にコンセプトを秘めて作品を制作しているのである。 「韜晦~巧術其之肆」は、高度な技術の裏側に隠された作家それぞれのコンセプトを明確に伝達し、精神と技術のより高い融合を提示しようと目論 まれるものである。
レントゲンヴェルケ代表 池内務
■出展作家: 児玉香織、悠、春山憲太郎(以上、レントゲンヴェルケ) 平林貴宏、福山一光、山本タカト(以上、ギャラリー小暮) 石黒昭(nca|日動コンテンポラリーアート) 小川信治、牧田愛 他
☆プレビュー:2013年3月1日[金]15:00~
全文提供:Roentgenwerke AG
会期:2013.3.2~2013.4.28 時間:11:00-19:00 ※ I do an open corridor only on Saturday and Sunday. Please make a reservation over a telephone on weekdays. 会場:Roentgenwerke AG
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Last Updated on March 02 2013 |