多摩美術大学 大学院彫刻専攻生選抜展プロジェクト 和賀 碧 展 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2015年 11月 12日 |
和賀碧の彫刻作品は、内と外、あるいは公と私を分け隔てる境界を象徴するものがモチーフとなっています。窓やカーテンといった、構造的にも存在理由のうえでもそれ自体では自立しないものが、大理石という素材によって実体的な固まりに置き換えられることで異化効果が生まれ、私たちに眼に見えない境界の存在を強く意識させます。 今回の作品は、神殿遺跡に見られる倒れた柱や女人柱像に見られる身体を覆う「ドレープ」そしてミツバチがつくる「セル」によって構成されるインスタレーションです。全体の中で隠遁される個、公と私、身体を隠すことの関連性がテーマになります。 http://homepage3.nifty.com/galleryk 全文提供:Gallery K 会期:2015年11月23日(月) 〜 2015年12月5日(土) |
最終更新 2015年 11月 23日 |