一井弘和:彫刻的自然観 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 3月 05日 |
一井弘和は坐像をテーマに現代的な人物を組み合わせた木彫を政策している。創造の根底には、空や水、月や星などの自然から得た絶対的な存在感がある。それらは古くから神が宿ると信じられ、人々の信仰の対象とされてきた。今展では太陽、炎、雪、虹などを人格化し、尊い自然と人間を融合させる。また、新たな試みとして木、水晶、漆、金、銅など自然素材の融合と箔押し、乾漆、カービングとモデリング等の様々な技術を用いて、更なる主題への挑戦を図っている。人物表現の要となる眼球の制作には『玉眼』という技術を用い、義眼を入れただけでは得られない瞳の奥の揺れまでも表現している。 一井弘和 全文提供: FUMA Contemporary Tokyo/BUNKYO ART 会期: 2011年3月8日(火)-2011年3月26日(土) |
最終更新 2011年 3月 08日 |