植田晴帆展 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2021年 7月 11日 |
自らの身体の型を取ることによって、人間の身体性と化石化した感情を紡ぐ植田晴帆。その立体作品には相反し、常に反転し合う「叫び」と「空虚」が書き込まれています。黒と白のモノクロームは100%の反射と100%の吸収であり、色でないと同時に、全ての色彩を含んでいます。その中に眠るプリズムから表出される身体性が干渉しあうと、人間の忘れられた感情が結晶化するのです。そのようにして現れる「当たり前に存在するが、当たり前に見えないもの」の意味、社会から恐れられ、切り離されていたものの姿を、植田晴帆は可視化しようとします。 http://galleryk.la.coocan.jp全文提供:Gallery K 会期:2021年7月12日(月) 〜 2021年7月17日(土) |
最終更新 2021年 7月 12日 |