四條朋恵展 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2019年 5月 08日 |
素手で絵の具やキャンバスに触れ、その感触を確かめ、生まれてきた様々な色や形、マチエールなどと遊び寄り添いながら、さらに深く潜っていく。すると作者は「私の壁が少しずつ溶けて、わからなくなる」と言います。柔らかに漂い変幻する色彩の雲と、気がつくとその合間から密やかにこちらを観ている存在は、さながら細胞質と細胞核のように、お互いを必要としながら生成しています。それは作者自身が、自分を生み出したこの世界全体と呼応し「一歩、また一歩と風になっていく」姿なのです。 http://galleryk.la.coocan.jp全文提供:Gallery K 会期:2019年5月6日(月) 〜 2019年5月11日(土) |
最終更新 2019年 5月 06日 |