展覧会
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執筆: 記事中参照
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公開日: 2016年 6月 08日 |
人の「顔」をモチーフに制作を続けている二人の作家による展覧会です。 市川真也の、一見軽やかでイラストレイティブな筆致による人物像は、作者にとってかけがえのない「存在」そのものに肉迫しようとする眼差しと、時を経ても変わらない「永遠」なるものへの理想化を秘めています。 一方、宮本七生は、人と人との関係、距離が日々刻々とゆらいでゆくことに注目し、特に「友人」と「恋人」という関係の曖昧さを、写真という方法によって、あくまで具体的に検証しようとします。 ともに人物と向き合うことを主題とし、人との関わり合いで見える自身の本質や、他者への眼差しの陰影を作品に反映しつつも、変化すること(曖昧)と変わらないこと(FOREVER)という対照的な視点が交錯します。
http://homepage3.nifty.com/galleryk
全文提供:Gallery K
会期:2016年6月13日(月) 〜 2016年6月18日(土) 時間:11:30-19:00(土曜日は17:00まで) 休日:日曜日 会場:Gallery K
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最終更新 2016年 6月 13日 |