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Published: October 21 2011 |
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作家コメント [Artist Statement] 物語は「人」にとって、大切なものだと感じています。 日常でも、起こった出来事を受け止められない時は「物語」が上手く作れない時のように思います。 逆に多少の嘘があっても「物語」が作れれば、良い方向へ考える事ができます。 その為に、昔の人々は「物語」を紡いでくれていたのだと思います。 芸術も、ずっと「人とは何か?」と言う物語を描いてきたように感じます。 僕も子供の頃から、物語を描きたいと感じていました。 架空の世界に出てくるキャラクターと人間関係、キャラを生かし、時に殺す道具や武器たち、豊かな街や寂れてしまった街、人に平等ではない自然、同じようにがんばったのに作物が取れたり、とれなかったり・・・。そして争いが起こったり。 昔から想像することだけはしていたように思います。 しかし、別段、特別な行為でなく、架空の世界を想像する事は、普遍的な行為であり誰もが、そう言う幻想の世界をもっているように感じます。 だからこそ、小説や漫画、映画、ゲーム等が生まれるのだろうと思うのです。 今ある街もそうです。誰かの想像から出来ている。現実は誰かの妄想なのかもしれません。 想像の世界だから、実際には無いんだけど、それは物質的に無いというだけで、存在はします。 現実の毎日の出来事も、確かにあったんだけど、今は無くて、でもあったしなぁと言う不思議な世界だと感じているのです。 あの人を思った事も、誰も知らなくなるんだろうなぁ、なんて考えたりするのです。
略歴 [Artist Biography] 1978 大阪府生まれ 2002 京都造形芸術大学芸術学部美術工芸学科卒業 2004 京都造形芸術大学大学院芸術表現専攻修了
・個展 2002 ギャラリーCASO(大阪) 2007 「再生の器」CUBIC gallery(大阪) 2008 「FANTASISTA」CUBIC gallery(大阪) 2010 Oギャラリーeyes(大阪)
・グループ展 2001 第8回リキテックスビエンナーレ(SPIRAL・東京)※特別賞受賞 2002 混沌から躍り出る星たち(SPIRAL・東京) 2004 混沌から躍り出る星たち2004(SPIRAL・東京) 2006 almost painting(gallery Yamaguchi kunst-bau・大阪) Xhibition#3 絵が自ら語り始めるということ(gallery RAKU・京都) ライブペイント(GRANDCAFE・大阪) 2011 トゥールビヨン9(Oギャラリーeyes・大阪)
全文提供:Oギャラリーeyes
会期: 2011年10月24日(月)-10月29日(土) 時間: 11:00~19:00/土曜日17:00 *日曜日・休廊会場: Oギャラリーeyes
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Last Updated on October 24 2011 |