開館60周年 現代美術の展開―ザ・ベスト・コレクション |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 6月 23日 |
本展は当館所蔵のコレクションの中から、1950年代以後に制作された現代美術の展開を辿り、約40名の作家、約90点の作品で構成いたします。斎藤義重、吉原治良、村井正誠、川端実らの戦後に制作された作品から、高松次郎、中西夏之、若林奮、そして近年当館で展覧会を開催した松本陽子、早川重章、西雅秋、湯原和夫、さらに現在その活躍が注目されている石川順惠、伊庭靖子、伊藤存などの中堅、若手の作家に至るまで、現代の絵画や彫刻の多彩な様相と共鳴を感じ取っていただける展覧会です。 また第3展示室では、アブラハム・デイヴィッド・クリスチャン(1952- )の作品を「全地 Alle Erde」というテーマで特別展示いたします。ニューヨーク、デュッセルドルフ、そして葉山のアトリエを制作拠点とするクリスチャンは、世界各地を移動しながら、さまざまな大陸の宗教や自然に関する思索から導き出したフォルムを彫刻や素描で表現し、1970年代からド クメンタをはじめとする国際的な現代美術の場で高く評価されてきました。このたび当館に収蔵された作品を中心に、その創作の一端を彫刻と素描約10 点で紹介します。 「現代美術の展開」展 関連プログラム ◆先生のための特別鑑賞の時間 ◆ワークショップ「あさっての美術館」 全文提供: 神奈川県立近代美術館 会期: 2011年7月23日(土)-2011年10月2日(日) |
最終更新 2011年 7月 23日 |