展覧会
|
執筆: 記事中参照
|
公開日: 2017年 11月 07日 |
黄菊しーく個展 いきものが好きで、いきものに囲まれて育ち、 現在も多くの生き物と暮らしている。 魚、鳥、猫、虫、爬虫類、両生類など…。 自然が好きで、いきもの観察や登山を通じて触れ合う。 デッサンやクロッキー、油絵など習作を重ね、 2008年からは絵にタイトルと名前を書き、作品として制作し始める。 同年に作家活動を開始し、以後東京近郊で多数のグループ展に参加。 近年は年に数回、個展を開催。 音楽家のきくお氏の曲のPVアニメーション、イメージ画、パッケージデザインを担当している。 音楽ユニットIkitamaでは、作曲から歌唱、絵やデザインを制作。 生命の質感を描くようなイメージで、作品の抽象的な部分を描き、 人物と溶け込ませている。具象以上に、物質自体の個性をより強く表現することで、 見かけの美しさを描くのではなく、生命や自然の営みそのものを描き出す。 画面内の円の描写は、細胞、太陽、魂、卵、生命体のイメージ。寒色は涼しさや潤い、 暖色は温もりやかわいさ、そして黄色は生命の源としての光を描写するなど、 そこは生き物にとってとても落ち着く空間であり、水、温度、生命力、安心、浄化、救済など、 緻密な配色と描写によって鑑賞者に豊かな印象を与える。このように、 過去から現在に至るまでの、生き物との触れ合いを通じて得た死生観が作品にフィードバックされている。 幼い裸の少女は、何者でもない存在。文化、文脈に属さず、透明度の高い、魂に近い存在。 また、かわいさ、さりげない色気をもった魅力的な存在でもあり、 その魅力を強調するためにデフォルメをしている。また、ダイナミックな描画や制作工程で、 生命力そのもののような印象を作品に吹き込んでおり、動的かつ流動的で、時間軸を与え、 作品そのものを生き物として育てるように制作している。 ■会期 2017/11/7(火)-11/12(日) 11:00-20:00 ※最終日は18:00まで ■会場 The Artcomplex Center of Tokyo 160-0015 東京都新宿区大京町12-9 2F ACT5 TEL 03-3341-3253 ■webページ http://www.gallerycomplex.com/schedule/ACT175/kigiku_si-ku.html ■作家紹介 黄菊しーく web http://si-ku.her.jp/ Twitter http://twitter.com/si_ku [個展] ・2017 8月5日-6日 鎌倉 ミルクホール ・2017 6月13日-6月18日 京都 同時代ギャラリー ・2016 10月18日-10月23日 新宿 アートコンプレックスセンター ・2015 10月27日-11月1日 新宿 アートコンプレックスセンター ・2013 8月3日-9月1日 名古屋 シアターカフェ [グループ展] ・2017 新宿アートコンプレックスセンター UTOPIA5・小作品展・ミニ作品を作ってみよう デモンストレーション ・2014 新宿眼科画廊 トランスエフュージョン3 ・2013 新宿眼科画廊 トランスエフュージョン2 ・2012 新宿眼科画廊 トランスエフュージョン / 名古屋 ギャラリーイントラート 雨の時展 / ・2011 銀座 中和ギャラリー 若手新鋭4人展 / 中野 Hidari Zingaro GEISAI受賞者展 / 中野 pixiv Zingaro HEISEIBU祭 / 中野 Hidari Zingaro HERBEST展 / 渋谷 DHCコミュニケーションスペース 美大生による作品展示会 / 渋谷 DHCコミュニケーションスペース 16人いる!展 / 東京 mograg garage / カナダ RUFUS LIN GALLERY OF JAPANESE ART ・2010 渋谷 Shibuya-O Group / 東京 mograg garage / 青山 ビリケン商会 / 日比谷 高橋コレクション ・2009 青山 ビリケン商会 / 東京 art project frantic / 東京 mograg ・2006-2008 全日本学生美術展 推奨 / 全日本学生美術展 特賞 / 宇都宮市民芸術祭 秀作
http://www.gallerycomplex.com/schedule/ACT175/kigiku_si-ku.html
全文提供:アートコンプレックスセンター
会期:2017年11月7日(火) 〜 2017年11月12日(日) 時間:11:00-20:00 ※最終日は18:00まで 休日:なし 会場:アートコンプレックス・センター
|
最終更新 2017年 11月 07日 |