中村早:bed scene |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2011年 3月 22日 |
中村早は異性である男を被写体に撮影を続けている。 人は普段まじまじと生身の身体を見ているだろうか。身体のイメージは溢れかえり、誰もが裸の身体というものを目にしている。しかし互いの身体を求め、ともにベッドに入り、抱き合う時でさえ相手の身体を見過ごしているかもしれない。 中村の男への関心は女が抱く本能的な欲求や執着に他ならない。だからこそ作者は性が色濃く現れる場面での身体を撮影し、写し出された写真と向き合うことで、男という絶対的な他者を認めようとしている。 展示内容/ゼラチンシルバープリント、約10枚 中村早 NAKAMURA Saki ※全文提供: KULA PHOTO GALLERY 会期: 2011年4月26日(火)-2011年5月29日(日) |
最終更新 2011年 4月 26日 |