マーティン・クリード 展 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2009年 5月 28日 |
日常にあるいろいろな物・事を、くり返したり、並べたり、切りとったり、重ねたり、唄ったり……そうして、ものの見方を、少しのユーモアといっしょに更新する。固まった観念・パターンをツイストさせて、生きる上でどんなアイデアも活かすことの大切さを、シンプルに、ストレートに伝えること。マーティン・クリードは、哀しさも嬉しさも、肯定も否定も、「生」をすべて、アートの内にとらえている。 広島市現代美術館にて開催している個展につづいてクリードは、初の東京での個展となる本展で、点睛を描き入れる画人のような精確さで、みずからの表現を巧みに冴えわたらせる。新作ペインティング、2006年発表時に話題となった映像作品など、あらゆる限定を超えて伸展をつづけていく、クリードのアートが、ここに明らかとなる。 Martin Creed ※全文提供:hiromiyoshii |
最終更新 2009年 5月 30日 |