スーザン・ピーチ:playing your f(l)avour |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2011年 1月 12日 |
旧東ドイツ出身のスーザン・ピーチは、旧西ドイツにいた叔父から送ってくるお菓子のパッケージの美しさに目を見張る少女でした。のちに金工を学び、ハイリゲンダム応用科学専門学校を卒業し、アクセサリーやオブジェの制作、インスタレーションを行っています。 ジュエリー(装身具)の歴史は、魔除けから始まり、時を経るにつれ富や権力の象徴にもなってきましたが、スーザンはそのような従来の価値ではなく、砂糖やお菓子など口にすることができるもの、また朽ちていくものを素材に選びジュエリーに新たな価値観を与えています。 今回studio Jでの3度目の個展は、壁面に模擬コーヒーショップを設置します。アクセサリーとしての作品は、チョコレートに含まれるカカオの含有率を記した、チョコに似せた陶器製ブローチやボタンブローチ、砂糖菓子を寄せ集めたビーズボールのブローチ、チョコレートビーズで作った食べられる指輪などユニークなアイデアのものを紹介します。 また、1月18日には伊丹ジュエリーカレッジでの公開レクチャーが行われます。 同時期、中津にあるPANTALOONでは、スーザン及び、スーザンの運営する芸術集団、Schmuch2 e.v.(シュムック2協会)のメンバーとのグループショーを開催します。 レセプション ※全文提供: studio J 会期: 2011年1月19日(水)-2011年2月26日(土) |
最終更新 2011年 1月 19日 |