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鹿島幸恵:Anti ! Utopia
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 4月 23日

画像提供:新宿眼科画廊 copy right(c) Sachie KASHIMA

鹿島幸恵の作品には歪んだ時空、動物や果物などの異様なモチーフの組み合わせ、宇宙人などが頻繁に描かれる。 画面は非常に平面的で、絵画というよりはグラフィック的な要素が強いが全て油彩で描き起こされ、ある意味稚拙な描写も多々見受けられつつ首を傾げながらも、気付くとその不可思議な世界に引き込まれてしまう。 作家本人が至ってまともな風貌であるが故に、作品とのギャップも大きく、さらに興味がそそられる。この奇妙な世界をさらに深く付き進んで欲しいと願わずにはいられない。

作家コメント
はっきりいって、見る人にとって、一般的に心のユートピア的存在になりそうな絵があまり描けません。

人の顔が(顔みたいなものが)、つらそうな表情をしていたり、隣り合う色のバランスが悪いと、なんでかほっとします。そういう絵ばかりの展示です。

プロフィール
2008 個展(新宿眼科画廊/東京) 
2007 グループ展(Live&Moris/東京)、個展(Gallery Conceal/東京)
2006 個展(新宿眼科画廊/東京)
2005 個展(新宿眼科画廊/東京)
※全文提供: 新宿眼科画廊

 

最終更新 2010年 4月 23日
 

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