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小林耕二郎:CALLING
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 8月 05日

画像提供:ギャラリーKINGYO copyright(c) Kojiro KOBAYASHI

画像提供:ギャラリーKINGYO copyright(c) Kojiro KOBAYASHI

透明な存在から、実存へ。透明な存在とは、まなざしの外側にあるもの、もしくは不在であり、そこから内側へとまなざしを導くことが、実存へと関わっていくことに繋がるのではないか。
連作「雪崩」では、境界を崩していく変化の途上にこそ、[奥行き]があるのではないかと考えています。その[奥行き]とは、前方から遠方へ遠ざかるもの。または、傾れてくるものとしての[奥行き]であり、そしてその[奥行き]が、新しい実存へと向かうものだと考えています。
また、仮定的な向こう側からのまなざしを想定し、その仮定的な向こう側からのまなざしと、こちら側からのまなざしの交わるところにあるものをつくりだせたらと考えています。
- 小林耕二郎

2008年に、ART PROGRAM OMEで見た小林さんの作品は、従来の制作技法や素材に拘泥せず、おおらかで新鮮、かつ精神性豊かな表現でした。それでいて緻密。今回どのように、展開されるのか、大変楽しみです。

全文提供: ギャラリーKINGYO

最終更新 2009年 9月 22日
 

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