福本 繁樹 展 ブリコラージュ / 百華千態万象 オートマティズム再考、シュルレアリスム染言 |
展覧会
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執筆: 記事中参照
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公開日: 2020年 1月 12日 |
工芸技法の多くには意識的・計画的な制作プロセスが固定されるが、たとえば「染み・滲み・むら」を活用する表現技法には、無意識的な、オートマティスム・ブリコラージュ・野生の思考がはたらく。私は近年、作品集の表紙をかざる1200点の布象嵌作品の制作に、高速度集中濫作の姿勢を志すうちに《超現実的魔術の秘訣》をものにしたような実感を覚えた。工芸技法の可能性はオートマティスム再考にあるとの考えを強くしている。(福本) 福本繁樹 FUKUMOTO Shigeki 1946 滋賀県湖北に生まれ、中京区の職人の街に育つ 1961-70 油絵とデッサン 1965-89 蠟染め着物の染色業 1969より 南太平洋美術探査と著作 1970 京都市立芸術大学専攻科西洋画専攻修了 1976 『メラネシアの美術』(求龍堂) 出版後、染色作品の展覧会活動開始 1989-2016 大阪芸術大学専任教員 (現、金沢美大非常勤講師) 1996 『染み染み染みる日本の心、「染め」の文化』(淡交社) 出版 2006-12 和綴じのブックアート 2016 『染色論のすゝめ』(工芸教育研究会) 出版 2017 『福本繁樹作品集 愚のごとく、然りげなく、生るほどに』(淡交社) 出版 2017-18 特別展「交わるいと 「あいだ」をひらく術として」広島市現代美術館 2018 福本繁樹展、福本繁樹作品集刊行記念、中信美術館、京都 2019-20 「明治の工芸/平成の工芸」展、ギリシャ近代文化博物館、アテネ 「所蔵作品展 パッション20」東京国立近代美術館工芸館
http://g-keifu.com/
全文提供:ギャラリー恵風
会期:2020年1月21日(火) 〜 2020年1月26日(日) 時間:12:00-19:00 (最終日 18:00) 休日:月曜日 会場:ギャラリー恵風
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最終更新 2020年 1月 21日 |