夕暮れの空に、 取り残されたいくつかの柿の実が吊り下がる。 細枝はあたかも抵抗体となって、見たこともない光を 放ち始めた。 それは空の裂け目であり、 放電する稲妻であり、 そして圧倒的なモノである。 遠くと近くを行き来する私の絵画という場で、 “FILAMENT”(フィラメント)という言葉に出会った 瞬間であった。(渡辺) 渡辺 信明 WATANABE Nobuaki 1962 年 滋賀県生まれ 1988 年 京都市立芸術大学大学院美術研究科修了 <主な個展 > ギャラリー白/大阪 ( ʼ 16,ʼ 14,ʼ 12, ʼ 11, ʼ 09, ʼ 07, ʼ 05, ʼ 03, ʼ 01, ʼ 97, ʼ 93,ʼ 90) ギャラリーすずき/京都 ( ʼ 15,ʼ 13,ʼ 10, ʼ 08, ʼ 06, ʻ04, ʼ 02, ʼ 00,ʼ 98, ʼ 96, ʼ 92, ʼ 91, ʼ 89) <主なグループ展> 1991 年 現代美術 ʻ91 ー素材はいろいろー(徳島県立近代美術館/徳島) 1992 年 筆跡の誘惑ーモネ、栖鳳から現代までー(京都市美術館/京都) 1994 年 アート・ナウʼ 94 ー啓示と持続ー(兵庫県立近代美術館/兵庫) 1996 年 VOCA 展'96 現代美術の展望(上野の森美術館/東京) 2007 年 “タイアローグ” コレクション活用術 (滋賀県立近代美術館/滋賀) 2014 年 地の糧ーその誘惑ー岩名泰岳・渡辺信明 (2kw ギャラリー/大阪) 2015 年 Enk de kramer と 渡辺信明( O ギャラリー eyes /大阪) 2016 年 ペインタリネス( ギャラリー白/大阪)
http://g-keifu.com/
全文提供:ギャラリー恵風
会期:2017年6月20日(火) 〜 2017年7月2日(日) 時間:12:00-19:00 (最終日-18:00) 休日:月曜日 会場:ギャラリー恵風
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