佐々木 真士 展 -大河のうた- |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2016年 1月 25日 |
私とインド 学生時代に中国やネパールを旅行し、次に興味を持ったのがインドだった。1999年、酷暑期のインドの気候は猛烈で、平均気温は40度を超えた。私の中の将来への不安や曖昧な思いは、焼けつく大地の中にあって、くだらないもののように思えた。人の体温よりも高い気温の中で、生きていることをありありと実感できた。そして、その暑さの中で生きる人々に魅了された。 インドには様々な宗教があり、歴史や文化と深く結びついている。日々、多くの人がそれぞれの祈りを捧げている。祈る形は違っていても、富める者、貧しい者が等しく何かを求め、満たされない人間の悲しみや喜びがそこにあった。 以来インドへの旅を重ねている。(佐々木 真士) SASAKI Shinji 全文提供:ギャラリー恵風 会期:2016年1月26日(火) 〜 2016年1月31日(日) |
最終更新 2016年 1月 26日 |