八田郁子:between Art and Life |
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Published: February 07 2014 |
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KUNST ARZT では、八田郁子の初個展を開催します。 八田郁子は、既製品や日用品を用いて、自分の領域を検証することによって表現するアーティストです。教科書によって覆われた小さな隠れ家のような「わたしとゆとりと逃げ道と(2012)」、所在不明になる要素を内包した移住空間の「所在(2013)」、様々なサイズの使用済みダンボールを片側のみツラを合わせて山積し逃げ道を確保した「escape (2013)」、そのどれもが社会の中で自分の領域を確保することの困難さを浮き彫りにしています。本展は、ちょっとしたルール設定を発見することによって、モノとモノのつながりが生じ、領域が生まれるインスタレーションがメインとなる構想です。ご注目頂ければ幸いです。
[作家コメント] 「住むこと」「暮らすこと」「日常の生活」に興味がある。 生きるために活動していると、必ず身の回りに「もの」が集まってくる。 生活をする上で必要なもの、あれば便利なもの、必要ないがなぜか集まってくるもの。 そのほとんど無意識の状態で生活に招き入れている「もの」。 また、生きるために必要な「動き」にも興味を引かれる。 〈歩く〉〈座る〉〈押す〉など、日常の生活で何らかの目的のために発生する「動き」。 この、「もの」や「動き」を含めた「生活」についての興味が、わたしの作品制作へ繋がっている。
[作家プロフィール] 1991 大阪府大阪市生まれ 現在 成安造形大学芸術学部芸術学科 現代アートコース
展覧会 2011 第六回湖族の郷アートプロジェクト(大津市堅田) 2012 グループ展「ゆとり主義」(Gallery1963/Gallery Cube) 2013 日吉大社芸術祭(日吉大社) 2013 日韓交流展「add me!」(海岸通ギャラリーCASO) 2013 余呉まるごと里山芸術村2013(旧余呉小学校) 2013 主張てん(GALLERY ARTISLONG)
全文提供:KUNST ARZT
会期:2014年3月4日(火)~2014年3月9日(日) 時間:12:00ー19:00 休日:月 会場:KUNST ARZT
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Last Updated on March 04 2014 |