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おととおんがく、ときどきからだ
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 4月 20日

画像提供:京都芸術センター

かつての小学校の面影を残す京都芸術センターの空間で、ミュージシャンと聴衆が近い距離で音楽時間を共有する「Music Room」。今回はワークショップ編として「音を聴く・感じる、音楽を奏でる・表現する」をテーマに誰もが音・音楽をさまざまな角度から楽しむことの出来るワークショップを開催します。個性豊かな3人の音楽家と、ひとりのダンサーがワークショップ・リーダーを務め、大人からこどもまで幅広い層に向けた内容で、これまでの音楽ワークショップとは一味違ったものを目指します。最終日には観客も参加する大音楽会を開催し、音楽を楽しみつくす3日間です。

ワークショップ・リーダープロフィール
池田安友子/いけだあゆこ(パーカッショニスト)
大阪芸術大学演奏学科打楽器専攻卒業。クラシックからアフリカン、ラテン、和楽器との共演などジャンルを問わない演奏スタイルで活動中。また、様々なアーティストのレコーディングやライブサポートなども行う。ストックホルムジャズフェスティバルなど海外公演にも多数参加。パーカッションパフォーマンス「Beat JACK」、三田村管打団?メンバー。
WEB: http://ayuko.jp/

小松正史/こまつまさふみ(ピアニスト・作曲家・サウンドスケープ研究家)
京都府宮津市生まれ。大阪大学大学院博士課程修了。博士(工学)。ピアノCDアルバムと著書多数。環境音楽や映像音楽の制作、京都タワー展望室や、京都国際マンガミュージアムをはじめとした音環境デザインを実践。聴覚を研ぎ澄ます音のワークショップも各地で展開。ピアニストとして、カフェ、ライブスペース、公共施設、などさまざまな音空間でのライブ活動も行う。現在、京都精華大学人文学部総合人文学科准教授。
WEB: http://www.nekomatsu.net/

森本アリ/もりもとあり(音楽家・トランペット・おもちゃ楽器奏者)
極めて雑多に音楽を続けた結果、ゲームボーイ、口琴等はそこそこの評判。奇妙な楽器好き、楽器でないものを楽器にするのも好き。ほっこり系爆裂ブラスバンド「三田村管団?」、脱力トランペット楽団「ぺ・ド・グ」、原始的電子生音デュオ「口八丁」等や「ソロ」などで活動。掃除機、風船、サンプラー、おもちゃも楽器も使いこなし、ワークショップやBGM制作なども手掛ける。神戸、塩屋の築100年の洋館「旧グッゲンハイム邸」管理人として「塩屋音楽会」企画運営も務める。
WEB:森本アリ: http://www.nedogu.com/kumacoop/
旧グッゲンハイム邸: http://www.nedogu.com/

宮北裕美/みやきたひろみ(ダンサー・振付家)
ダンサー・振付家。イリノイ大学芸術学部ダンス科卒業。山下残作品の出演、鈴木昭男や港大尋とのセッションなど、ダンスを核としながら美術家や音楽家との共同制作を積極的に行っている。2010年に「宮北裕美/ガラパゴス楽団」を始動しArtTheaterdB Kobeにて『i.i.の死』を発表する。猫好き。
WEB: http://www.miyakita.exblog.jp/

聴く・感じるワークショップ
小松正史「サウンドウォーク明倫界隈」
気持ちよいお昼前のひととき、京都芸術センター界隈の音風景に耳を澄ましながら音の散歩をしてみましょう。室町通を歩く人の往来、四条通の賑わい、町家の響きなどを楽しみながら、面白い音をみつけ、音を絵に描いてみるワークショップです。
日時:4月29日(金・祝)11:00-13:00

池田安友子・宮北裕美「見える音。聴こえる身体。」
音楽から見えるもの。身体から聴こえてくる音。自分で作った音がどんなふうに見える?自分で作った身体の動きがどんなふうに聴こえる?見える。聴こえる。感じる。伝える。表現する。すべてのつながりを体感してみよう。
日時:4月30日(土)11:00-13:00

奏でる・表現するワークショップ
池田安友子「物語を奏でよう。」
ギャラリーで開催中の展覧会「Meet The Animals-ホームルーム」。作品たちが登場する物語を作って音楽で表現してみよう。どんなキャラクター?名前は?テーマ音楽は?みんなで作家、作曲家になっちゃいましょう。
日時:4月29日(金・祝)14:00-16:00
対象:4歳以上

森本アリ・宮北裕美「0(ゼロ)からの作曲」
ハナウタだってリッパな作曲だ。「◯△→◯~■」簡単な図形楽譜と共通理解でたのしい音楽を奏でてみようではないか。コードってなんだ!長調?短調?へ短調?おどる指揮者がいてもいいじゃないか!簡単なルールで音楽/音を楽しむ方法を考えてみようではないか!
日時:5月1日(日)11:00-13:00

宮北裕美「携帯音楽プレーヤーとダンス」
無音で踊るダンスに、プロデューサーになった気持ちで、自分の聴きたい音楽をつけて楽しみましょう。携帯音楽プレーヤー(ウォークマン・ipodなど)をお持ちください。15分のダンスが2回、さぁあなたはどんな音をつける?見た後に、参加者同士でどのような楽しみ方をしたかを交換しましょう。
日時:4月30日(土)18:00-20:00
対象:中学生以上
持物:携帯音楽プレーヤー(iPod、MP3、ウォークマンなど)

宮北裕美・森本アリ「0(ゼロ)からの振付け」
「0からの振付け」ダンスは抽象的で美しいものですが、その裏で実は振付けを覚える為に動きをテキスト化する華麗な「こじつけ」が行われているんです。美しい動きを踊ってるように見えて、「リンゴがおちた→タヌキ走った→タッチ→大きく振りかぶって→2回転」とこんな手段で試行錯誤が行われていたり。皆で動きの共通言語をつくって振付けてみませんか?
日時:5月1日(日)14:00-16:00 ※動きやすい服装でご参加ください。

「みんなの音楽会」
3日間のワークショップ・フィナーレとして、ワークショップ・リーダー等によるコンサート。即興演奏、サウンドインスタレーション、ワークショップ参加者による発表演奏、観客全員が参加する大合奏。盛りだくさんの音楽会を開催します。日時:5月1日(日)19:00-21:00出演:出演:池田安友子、小松正史、宮北裕美、森本アリ

関連企画
■「サウンドインスタレーション:ME・I・RI・N」
場所と記憶の交差をテーマに、京都芸術センター界隈で「環境音」をフィールドレコーディングし音源作品として展示。センターの今と昔が同時に交わる、伸びやかな音空間をゆったりお楽しみ下さい。
日時:4月29日-5月1日
※4月29日、5月1日は10:00から17:00まで、4月30日は10:00から20:00まで
会場:大広間

■トーク・セッション「音楽のワークショップをもう一度考えてみる」
音楽のワークショップって一体なんだろう。もう一度振り返って考えてみましょう。
日時:4月29日18:00-20:00
会場:大広間
出演:細馬宏道(音楽家/かえるさん)
トークゲスト:池田安友子・小松正史・宮北裕美・森本アリ

■「コマツの音キキ部屋~昼下がりのピアノルームへようこそ!~」
京都芸術センターの母体なった旧明倫小学校が70年ほど前から所有するペトロフピアノを中心に演奏。音の響きをゆるりと楽しむ、気さくなピアノライブです。
日時:4月30日14:00-16:00
会場:講堂

申込方法
催し名、氏名、電話番号を明記の上、電話、窓口、E-mailにて申込み。京都芸術センターウェブサイト申込フォームからも申込可。
料金:各ワークショップ500円/音楽会1,000円音会1,000円
※ワークショップ4回以上参加の方は音楽会無料
定員:各ワークショップ20名/音楽会130名

※全文提供: 京都芸術センター


会期: 2011年4月29日(金・祝)-2011年5月1日(金)
会場: 京都芸術センター

最終更新 2011年 4月 29日
 

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