展覧会
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執筆: 記事中参照
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公開日: 2016年 5月 07日 |
彫刻家 葉栗里は、木を組み合わせて空間を与え、木彫でありながらも軽やかな作品を表現しています。モチーフは少女。その色彩やポーズからもそのふわりとした浮遊感のある作品群になっております。2014年GEISAI#20で猪子寿之賞を受賞、2015年TOKYO DESIGN WEEK ASIA AWARDS ART部門 セミグランプリを受賞している。 ________________________________________ 木彫で人体をつくることは、私の制作で一貫したテーマになっています。 そもそもは「自分に似た立体」をこの世に存在させる、という不思議さを楽しむための制作が始まりでしたが、次第に寄木の技法を用いて大きな塊の中に空間を与え、人体の中に「軽さ」をつくりだすことにも重きをおくようになりました。制作するその時々によって、その2つの割合は変わっていき作品に振れ幅を与えます。また今回の展示作品には、つぶつぶ、とげとげ、うねうね、というように擬音で表現するような形態も加え制作しました。このように制作した少女たちに、観てもらう方それぞれのストーリーを重ねてもらえればと思っています。-葉栗里-
http://www.nanatasu.jp
全文提供:鎭西永美子
会期:2016年5月14日(土) 〜 2016年5月29日(日) 時間:12:00-19:00 休日:月曜日 会場:NANATASU GALLERY
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最終更新 2016年 5月 14日 |