宮田聡志:雨漏り |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 9月 12日 |
宮田聡志は感熱紙や鉄板、古紙、マスキングテープ等の日用品を用い、物質主義的な作品を生み出す若手作家です。 インテリアや工芸を学んだ彼の、物質や素材に対する真摯な探求や興味、愛着が滲み出た作品たちに一貫するテーマとなるのは、「消失」、「不可視の存在」、「侵食と変容」といったキーワードです。可視的存在の裏で増幅し続ける不可視的存在、そして物質の変容や朽ちていく姿そのもの、そこには圧倒的な現実の世界がごくシンプルに表現されています。 今回の展示では宮田が予てから制作を進めていた感熱紙シリーズ、そして近年制作をスタートした鉄板シリーズの新作を、それぞれ発表致します。また、9月9日(金)、10日(土)、30日(金)、10月1日(土)の各日、15:00から19:00までは、宮田による公開制作を開催致します。その独特の視線を持った素材に対する探求を、間近で見られる貴重な機会となります。 なお、本展示では初日のレセプションパーティは行わず、最終日10月1日(土)に公開制作での成果物の披露も兼ねてクロージングパーティを行います。 全文提供: CASHI 会期: 2011年9月9日(金)~2011年10月1日(土) |
最終更新 2011年 9月 09日 |